Fedora20でXfceに乗り換える
Fedora20でデスクトップ環境をGnome3からXfceに乗り換えたのでその方法のメモ.
#Gnome3に不満があったわけではないけどスペック的に辛かったので乗り換えました
まず,Fedoraでデスクトップ環境を切り替える準備から.
デスクトップ環境の切り替えには switchdesk を使うので,これをyumでインストールする*1.
$ sudo yum install switchdesk $ sudo yum install switchdesk-gui
次に,Xfceをインストールする.
Xfceに関しては何をインストールすればいいのか調べるのが面倒だったので,とりあえずまとめてインストールしました*2.
$ sudo yum groupinstall XFCE
これで準備はできたので,端末から switchdesk を叩いてデスクトップ環境をXfceに変更する.
そしたらXの再起動を求められると思うけど,Xを再起動するのは面倒なので一度ログアウトして再びログインし直しました.
Xfceの設定など
Gnome3で設定していたいくつかの事柄が引き継がれなかったので,そのやり方もついでに書いておきます.
CtrlとCaps Lockの入れ替え
Ctrlきかないなーと思っていたらCaps LockがCaps Lockになってた.
調べたら起動時にキーマップを変更するコマンドを自動起動させるって記事*3が出てきたんだけど,もっと調べたら設定を書く方法もあった*4のでそちらを使った.
以下引用
これにはホームディレクトリの下に.Xmodmapというファイルを作成して設定します。
$ vi ~/.Xmodmap
ファイルを開いたら次の内容を記述して保存します。! Swap Caps_Lock - Control_L remove Lock = Caps_Lock remove Control = Control_L keysym Control_L = Caps_Lock keysym Caps_Lock = Control_L add Lock = Caps_Lock add Control = Control_L
一度ログインし直せば反映されます。
日本語入力ができない
日本語入力ができなくてなんでかなと思ったらそもそもIBusが起動していなかった*5.なので,IBusのデーモンを自動起動するように設定した*6.
これは,「アプリケーションメニュー->設定->セッションと起動」で「自動開始アプリケーション」タブを選択,左下の「追加」をクリックして以下の内容*7をうちこめばOK.
名前 | IBus daemon |
---|---|
説明 | start IBus daemon when Gnome starts |
コマンド | /usr/bin/ibus-daemon -d |
これで起動時にIBusが起動するようになったのだが,Mozcを選択していても日本語が入力できなかった.
これに関しては, ibus-setupを実行したときに出てきたメッセージにかかれていたことをやったらなおった.具体的には, ~/.bashrc に以下の記述を追加する.
export GTK_IM_MODULE=ibus export XMODIFIERS=@im=ibus export QT_IM_MODULE=ibus
ついでに,インプットメソッドの切り替えをC^Spaceでできるようにした.これはデスクトップのIBusのアイコンを右クリックして設定から変更できる.
*3:xfceでcapsLockとctrlキーを入れ替える ~ プログラムのメモ
*4:Xubuntuをより快適に利用するためのオススメ設定(基本)
*5:書いていて思ったけど,この時点で ibus-setup していなかったので,もしかしたらそれが原因なのかもしれない.だとすると,以下の作業は必要ない?
*6:[SOLVED] iBUS des not start automatically
*7:コマンド以外は自分がわかる内容ならなんでもよい.